Nikon D70用ケーブルレリーズブラケット作成記 (4/4)


21.位置決め/調整(1)

    部品2を部品1に取り付けた状態です。(仮の位置です)
      (部品1の(a)部に部品2をテープで仮止め)

    おおよその位置はこんな感じです。



22.位置決め/調整(2)

   部品1をボディに合わせた状態です。

   側面: ボディ側面の位置はこのあたりになるかと思います。
         上面画像の位置関係の方が優先ですので、側面の位置が若干前後してもOKです。

   背面: 部品1をボディに合わせた状態をボディ後ろから見た画像です。
        部品上部とボディ上部の位置は水平になります。
        水平でない場合は部品1を曲げて微調整して下さい。

   上面:部品1をボディに合わせた状態を上から見た画像です。
        部品側面がボディの測光モードボタン/露出補正ボタンとシャッターボタンの間に
        来るようにします。
        部品2の貼り付け位置で調整できますので、少々のズレはかまいません。



23.位置決め/調整(3)

   左上と右上の画像:

    部品1と部品2(ゴム仮付き)をテープで仮止めし、ボディに合わせた画像です。

       部品2の切断面にはゴムを袋状にしてかぶせておきます。
          (キズ防止の為です。暫定的にビニールテープで仮止めしておきます)


    部品2の切断面(ゴム仮付き)が、ボディの測光モードボタン/露出補正ボタンと

    シャッターボタンの間に来るようにセットします。

    この時、若干抵抗がある位がちょうど良いのですが、部品2の高さが高すぎるよう
    であれば、再度部品2の切断面をヤスリで削って調整します。
     (最終的な微調整はブラケット組み上げ後に、部品1を若干曲げても行なえます)

    ケーブルレリーズを部品2の穴に差し込み(仮)、シャッターボタンのほぼ真上に来る
    ことを確認して下さい。

   左下と右下の画像:

    部品2を部品1に接着します。 (接着面は事前に紙ヤスリで磨いておく)
    若干斜めに貼り付けていますが、左上の画像を考慮しベストの位置を決めています。



24.部品の接着

    接着面は事前に紙ヤスリで磨いておいて下さい。

   1.部品3とケーブルレリーズを接着します。

       部品3の穴部と、これに差し込むケーブルレリーズの先端円周部に接着剤を
       塗布し接着します。
       
       ある程度乾燥時間をおいてください。(完全固着しなくてもよい=30分程度)

   2.部品3(+ケーブルレリーズ)と部品1と部品2を接着します。

       (部品2は、「位置決め/調整(3)」で部品1と接着済みです。)

    (1)部品3の裏側と、部品1の接着面(部品3と重なる部分)に接着剤を塗布します。
    (2)部品2の穴部と、これに差し込むケーブルレリーズの先端円周部に接着剤を塗布します。
    (3)(1)と(2)を同時に接着します。


  たまたま「Cクランプ」を持っていましたので固定しています。
   
  充分な乾燥時間をおいてください。



25.塗装とゴムの接着

  1.塗装します。
  
     部品1裏面のゴムを貼る部分と、部品2のゴムをはめる部分は塗装してはいけません!!

     接着剤によっては塗装が溶けてベトベトになります(σ(^_^)も失敗!)ので、テープ等で
     マスキングしておきます。 (金具の元々の塗装は問題ありません)

     接着剤は付け過ぎないように(外にはみ出ます)、薄く塗り伸ばして下さい。

     充分な乾燥時間をおいてください。
  
  2.部品1の裏にゴムを接着します。

      D70本体の底に当たる部分からグリッド部にかけて貼ります。


  3.部品2の切断面にゴムを接着します。

      接着面積が狭いので事前にプライヤでゴムをしっかり折り曲げてクセを付けてから接着します。
      
      接着後は万力等で挟み込んで充分乾燥させて下さい。



以上で完成です。

D70ボディのグリップ部に挟み込む時、若干抵抗があってブラケットがぐらつかない様、手曲げで微調整します。


世界でたった一つの手作りブラケット、可愛がってあげてネ((o(^-^)o))