Nikon F4 詳細仕様


発売日 昭和63(1988)年12月
価格 ・ ボディのみ 225,000円
・ Ai AF Nikkor 50mm F1.4S 付 284,000円

形式 モーター内蔵35o一眼レフレックス電子制御式フォーカルプレーンシャッ夕一オートフォーカスカメラ
露出制御 P(標準プログラムオート)・PH(高速プログラムオート)・S(シャッター優先オー卜)・A(絞り優先オート)・M(マニュアル)
画面サイズ 24×36o
レンズマウント ニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付)
交換レンズ CPU内蔵AFニッコール:AFなどフル機能使用可
CPU内蔵Ai-Pニッコール:AFを除くフル機能使用可
Ai-S,Ai、改造Aiニッコール:露出モードはA,Mモード可(P,SはAへ自動切換え)、測光モードは中央部重点測光モードで可(マルチパターン測光は中央部重点測光へ自動切換え、Ai-S,Ai、シリーズEはマルチパターン測光可能) F5.6≦でフォーカスエイド可
TC-16AS:使用可(AF可能、フォーカスエイド不可)、AF以外はAi-Sニッコール同等として使用可能
F3AF用AFニッコール:AF使用可能、その他はAi-Sニッコール同等として使用可能、F3AF用TC-16S:使用可能(F4Sを除く)
従来(非Ai)レンズ:使用可能(絞り込み測光)
ファインダー アイレベル式マルチフォトミックファインダー標準装傭、ハイアイポイント仕様、視度調節機構内蔵、ホットシュー、ファインダースクリーン補正ダイヤル、アイピースシャッター付フォトミックアクションファインダー、高借率ファインダー、ウエストレペルファインダーと交換可能
アイポイント 約22o(保護ガラスより、-1.0Dpのとき)
ファインダースクリーン 専用B型クリアマットスクリーンII、測距ゾーン付、他12種と交換可能
ファインダー視野率 約100%(対実画面)
ファインダー倍率 約0.75倍(50oレンズ、∞、-1.0Dp)
ファインダー内表示(イルミネータ付) LCD(液晶)表示:露出モード、露出表示、露出警告、測光モード、マニュアル露出値、露出補正値、AEロック、フィルムカウンター LED表示:ピント表示(合焦、前ピン、後ピン、ピント警告)、露出補正マーク、レディライト(SB-26・23・22・21B・20・16B・25等使用時に充電完了で点灯、調光範囲外で 点滅警告)
光学式表示:設定絞り値
ミラー クイックリターン式
レンズ絞り 瞬間復元式、プレビューボタン付
ピント検出 TTL位相検出方式、ニコンアドバンスAM200センサーにより検出
測距可能範囲 EV-1〜EV18(ISO100・20°C)
レンズサーボ シングルAFサーポ(S)モード、コンティニュアスAFサーボ(C)モードおよびマニュアル(M)
フォーカスロック フォーカスロックボタン、またはシングルAFサーポモードにより可能(ダブルロックレバー使用時は同時にAEロック)
測光方式 TTLマルチパターン測光/TTL中央部重点測光/TTLスポット測光切換え可能
マルチパターン測光:マルチフォトミックファインダー装着時に測光可能、マルチセグメントSPD2セルによる5分割方式、縦位置センサー付、AF、Ai-S,Aiレンズ使用時に測光可能
中央部重点測光:マルチフォトミックファインダー、およびフォトミックアクションファインダー装着時に測光可能、中央重点度約60%
スポット測光:約5o(スクリーン上のφ5マーク部)相当を測光、全交換ファインダーにて測光可能
測光範囲 EV0〜21(ISO100,F1.4レンズ)、但しスポット測光はEV2〜21、マルチパターン測光時の制御範囲はEV0〜16X
露出計連動 CPU連動方式、Ai方式併用、Ai連動レバーはね上げ可能
フィルム感度設定 DX方式、マニュアルのいずれも可能、但しマニュアル優先、DXモードでDX以外のフィルム装てん時は外部LEDの点滅警告と共にレリーズロック
フィルム感度連動範囲 DX時:ISO25〜5000 マニュアル時:ISO6〜6400
シャッター 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター、シャッターバランサー付
シャッタースピード S,Mモード時:T・B(Mモード)、4〜1/8000秒(1EVステップ)、X(1/250秒、ロック付)、但しTはメカニカル制御
P,Aモード時:30〜1/8000秒
シンクロ同調 X接点のみ、1/250秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調、SB-26・23・22・20・16B・25等でTTL調光、TTL-BL調光可能、SB-26・25使用時後幕シンクロ可能、TTL自動調光時のフィルム感度連動範囲はISO25〜1000
アクセサリ一シュー ホットシュー(フラッシュ接点、モニター接点、TTL調光用接点、レディライト用接点付き)
シンクロターミナル JIS-B型ソケット、外れ防止ネジ付
セルフタイマー 電子制御式、作動時間約10秒
露出補正 ±2EV補正可能(1/3EVステップ)、補正中はファインダー内に露出補正マーク、および補正量を表示
AE□ツク AEロックポタンによるBVメモリー方式
プレビュー プレビューポタンにより絞り込み可能、但しP,PHモード時は最小絞りまで絞り込まれる、Ai以前のレンズの内装着可能なものは、プレビューポタンの使用により中央部重点測光/A,Mモードの組合わせにて使用可能
ミラーアップ ミラーアップレバーにより可能
フィルム装てん 順巻き式イージーローディング、レリーズポタン操作によりフィルムカウント1まで自動空送り(シャッター、ミラーは不作動)
フィルム巻き上げ 内蔵モーターによる自動巻き上げ、S、CH、CL、Csの切換え可能
S:1コマ巻き上げ
CH:高速連続巻き上げ 4.0(5.7)コマ/秒〈1/125秒以上〉
CL:低速連続巻き上げ 3.3(3.4)コマ/秒〈1/125秒以上〉
CS:超低速連続巻き上げ 0.8(1.0)コマ/秒〈1/125秒以上〉
バッテリーパックMB-20使用でAF-Cモードの場合の平均値、()内はハイパワーバッテリーパックMB-21・マルチパワーバッテリーパックMB-23使用の場合 外部警報LED DX警告、シーケンスエラー警告、フィルム終端表示、フィルム巻き戻し表示と警告
フィルムカウンター LCD(液晶)によるファインダー内デジタル表示及び外部メカニカルフィルムカウンター表示
フィルム巻き戻し 内蔵モーターによる自動巻き戻し(R1・R2レバー操作による)、巻き戻し時間約12秒/約8秒(単3×4/単3×6,36EX)、巻き戻し終了時フィルム先端を巻き込んで自動停止、手動巻き戻し可能
多重露出 多重露出レバーにより可能
裏ぷた 蝶番式(取りはずし可能)、データバックMF-22、マルチコントロールバックMF-23、および250マルチコントロールバックMF-24と交換可能
レリーズソケット JISタイプのケーブルレリーズ用ソケットを背面下部に装備
電源 ●バッテリーパックMB-20(アルカリマンガンLR6タイプ使用可×4本) ●ハイパワーバッテリーパックMB-21(アルカリマンガンLR6タイプ×6本、ニカドKR-AAタイプ使用可、縦位置レリーズ、リモートターミナル、バッテリーチェッカー付) ●マルチパワーバッテリーパックMB-23(アルカリマンガンLR6タイプ×6本、専用ニカド電池MN-20〈別売〉使用可、縦位置レリーズ、リモートターミナル、バッテリーチェッカー付) ●他に外部電源パックMB-22と交換可能
電源スイッチ 給送モードセレクトダイヤルのLを解除しレりーズボタン半押しにてスイッチON,16秒後自動的にOFF、但しシャッターダイヤル等を操作した場合にはその時点から16秒後自動的にOFF
電源チェック 半押しタイマー 16秒:電池有り
半押しタイマー 0秒:電池消耗 表示消灯:使用不可
撮影可能本数 約30〈45〉[5〈7〉]本(バッテリーパックMB-20、単3形アルカリマンガン乾電池LR6タイプ)
約90〈135〉[15〈22〉]本(ハイパワーバッテリーパックMB-21・マルチパワーバッテリーパックMB-23、単3形アルカリマンガン乾電池LR6タイプ)
約70〈105〉[35〈52〉]本(ハイパワーバッテリーパックMB-21、単3形二力ド電池KR・AAタイプ)
約150〈210〉[80〈110〉]本(マルチパワーバッテリーパックMB-23、専用二カド電池MN-20〈別売〉)
(36枚撮り、フィルム給送モードはCH、AFサーボモードはC、シャッタースピード1/125秒以上、20°CでAF35〜70oF3.3〜4.5S〈New〉を装着し、1コマ毎に∞と至近間を一往復駆動、〈〉内は24枚撮り、[ ]内は−10℃の場合)
三脚ネジ穴 1/4インチ(JIS規格)
大きさ(幅×高さ×奥行) バッテリーパックMB-20付:約169x118×77o
ハイパワーバッテリーパックMB-21付:約169×139×77o
マルチパワーバッテリーパックMB-23付:約169×157×77o
重量 バッテリーパックMB-20付約1,090g(ポディのみ、電池を除く)
ハイパワーバッテリーパックMB-21付約1,280g(ポディのみ、電池を除く)
マルチパワーバッテリーパックMB-23付約1,400g(ホディのみ、電池を除く)