Nikon U2 詳細仕様


発売日 平成15(2003)年3月
価格 ・ 64,000円(ボディのみ)
・ 89,000円(AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G付)

形式 モーター、スピードライト内蔵35mm一眼レフレックス電子制御式フォーカルプレーンシャッターオートフォーカスカメラ
露出制御 AUTO イメージプログラム(ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景ポートレート)
P:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)
S:シャッター優先オート 、A:絞り優先オート、M:マニュアル
画像サイズ 24×36mm
レンズマウント ニコン F マウント(AFカップリング、AF接点付)
交換レンズ CPUレンズ(DXニッコール・IXニッコールを除く)
非CPUレンズも装着可能ですが、露出計が使用できないなど多くの制限があります。(露出モードMでシャッタースピードをセットし、レンズの絞りリングで絞りをセットすれば、設定値での撮影はできます。)/TC−16AS、旧レンズなど、一部装着不可のレンズがあります。
ファインダー アイレベル式ミラーペンタ使用、視度調節機構内蔵(−1.5〜+0.8m-1)
アイポイント 17mm(−1.0m-1のとき)
ファインダースクリーン B型クリアマットスクリーンV(フォーカスフレーム付)
ファインダー視野率 約89%(対実画面)
ファインダー倍率 約0.68〜0.60倍(50mmレンズ・∞・−1.5〜+0.8m-1のとき)
ファインダー内表示(イルミネーター付) ・ピント表示、フォーカスエリア表示、シャッタースピード表示、絞り表示、露出インジケーター/露出補正インジケーター、露出補正マーク、レディライト/スピードライト推奨マーク/フル発光マーク
・フォーカスエリア5点、中央部重点測光エリア、バッテリーチェック警告表示、フィルム給送警告表示
ミラー クイックリターン式
レンズ絞り 瞬間復元式
オートフォーカス TTL位相差検出方式、マルチCAM900オートフォーカスモジュールにより検出、AF補助光付(約0.5〜3m)検出範囲:EV-1〜+19(ISO100・常温)
レンズサーボ AF:オートAFサーボ:シングルAFサーボかコンティニュアスAFサーボのどちらかを被写体の動きと動く方向によってカメラが自動的に選択する(露出モードがスポーツモード時はコンティニュアスAFサーボ固定)・シングルAFサーボ(ピントが合うとフォーカスロックする)・コンティニュアスAFサーボ(被写体の動きに合わせ、ピントを追い続ける)、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行、ロックオン機能付 M:マニュアル
フォーカスエリア 5ヶ所のフォーカスエリアの中から1ヶ所を選択可能
フォーカスエリアモード フォーカスモードがAFモード時:至近優先ダイナミックAFモード・中央優先ダイナミックAFモード・ダイナミックAFモード
フォーカスモードがMモード時:中央シングルエリアモード・シングルエリアモード
測光方式 TTL開放測光方式
・3D-25分割マルチパターン測光:Gタイプレンズ、Dタイプレンズ装着時
・25分割マルチパターン測光:GタイプおよびDタイプ以外のAFレンズ(F3AF用、DXニッコール・IXニッコールを除く)/Ai-Pレンズ装着時
・中央部重点測光:露出モードがM時、AEロック時に自動的に切り換え
・スポット測光:カスタムセッティング設定時のAEロック時(AEロックボタンを押した時の測光モードの変更)
測光範囲 3D-25分割マルチパターン測光:EV1〜20、中央部重点測光:EV1〜20、スポット測光:EV4〜20(いずれも常温、ISO100、f/1.4レンズ使用時)
露出計連動 CPU 連動方式
露出補正 ±3段の範囲を1/2段ステップで補正可能(露出モードがAUTO、Mモード時を除く)
オートブラケティング 撮影枚数=3コマ、補正ステップ-2〜+2段(0.5、1、1.5、2段ステップ)の間で可能(露出モードがAUTO、イメージプログラム時を除く)
フィルム感度設定 ・DX方式による自動設定(マニュアル設定不可能)
・フィルム感度連動範囲:DX時はISO25〜5000
・DXマーク付以外のフィルム使用時はISO100に自動設定
シャッター 電子制御上下走行式フォーカルプレーンシャッター
シャッタースピード AUTO、イメージプログラム、P、Aモード時:30〜1/2000秒(カメラが自動設定)
Sモード時:30〜1/2000秒(1/2段ステップ)
Mモード時:30〜1/2000秒(1/2段ステップ)、タイム
シンクロ設点 X接点のみ、1/90秒以下の低速シャッタースピードでスピードライトに同調
内蔵スピードライト ・AUTO、イメージプログラムモード(風景、スポーツモードを除く)時:オートポップアップ方式による自動発光
・P、S、A、Mモード時:押しボタン操作による手動ポップアップ方式
ガイドナンバー12(ISO100・m、常温)、照射角28mmのレンズの画角をカバー、フィルム感度連動範囲:ISO25〜800
スピードライトの調光方式 TTL自動調光センサー一体型によるICによる以下の調光制御
・マルチエリアBL調光:露出モードがMモード以外の時に、内蔵スピードライトおよび別売スピードライトとDタイプ及びGタイプレンズの組み合わせにより3D−マルチBL調光可能。また、DタイプおよびGタイプレンズ以外のCPUレンズとの組み合わせの場合はマルチBL調光可能
・TTL調光:露出モードがMモード時
・フィルム感度露出連動範囲:ISO25〜800
シンクロモード 先幕シンクロ・スローシンクロ・後幕シンクロ・赤目軽減・赤目軽減スローシンクロ・発光禁止がセット可能
レディライト ・スピードライト充電完了時:点灯
・フル発光による露出警告時:点滅
スピードライト推奨マーク P、S、A、Mモード時にスピードライト撮影を推奨する場合にレディライトが点滅
アクセサリシュー ホットシュー装備(シンクロ接点、レディ信号接点、TTL調光ストップ信号接点、モニター信号接点、GND付)、セーフティロック機構(ロック穴)付
セルフタイマー 電子制御式、作動時間10秒
リモートコントロール機能 専用赤外光を利用、送信ボタンによるスタート、瞬時シャッター作動と2秒後シャッター作動のいずれか選択可能、到達距離はカメラ正面で約5m、3Vリチウム電池(CR2025タイプ)1個使用、送信機電池寿命約5年(ただし、送信回数や作動条件等により異なる)
・大きさ:約60×28×7mm(幅×高さ×厚み)
・質量(重さ):約10g(電池含む)
プレビューボタン 電子制御式プレビューボタンにより絞り込み可能
フィルム装填 順巻きイージーローディングプリワインディング方式、フィルムセット完了後、裏ぶたを閉じることにより撮影可能最大コマ数まで自動空送り
フィルム巻き上げ ・内蔵モーターによる自動巻き上げ
・1コマ巻き上げ、連続巻き上げ切り換え可能
・巻き上げ速度:約1.5コマ/秒(新品電池使用時)
フィルム巻き戻し ・フィルム終了後、内蔵モーターによる自動巻き戻し
・途中巻き戻し可能
多重露出 P、S、A、Mモード時にセット可能
表示パネル情報 ・シャッタースピード表示、絞り表示、露出補正マーク、露出補正値表示、ブラケティングマーク、多重露出マーク、シンクロモード表示、フォーカスエリア表示、バッテリーチェック表示、フィルムカウンター、セルフタイマーマーク、リモコンマーク、カスタムマーク
クォーツデート ・液晶表示によるクォーツデジタルウォッチ内蔵(24時間制、時計精度月差±90秒以内)
・フィルム感度連動範囲:ISO32〜3200(DX方式による自動設定)
・データ(年月日・日時分・月日年・日月年・写し込み解除)、月末、うるう年自動修正(2049年12月31日まで対応)
裏ぶた 蝶番式、フィルム確認窓付、クォーツデート表示窓装備
電源 3Vリチウム電池(CR2タイプ)2本使用
電源スイッチ 電源ON、OFFの2ポジション
半押しタイマー ・電源スイッチON後、半押しタイマーが作動し、無操作状態で約5秒後非作動
・電源スイッチON時はシャッターボタンの半押し等の操作に連動して、半押しタイマーが作動
バッテリーチェック 半押しタイマーが作動中で、表示パネルおよびファインダースクリーン上にバッテリーチェック表示を以下の3段階で表示。全点灯(電池容量充分)・半点灯(電池消耗)・点滅(交換表示)
撮影可能フィルム本数 AFモード、1/90秒以上の高速シャッタースピード、AFニッコール28〜80mmF3.3〜5.6Gを装着し、無限遠から至近間を1往復、36枚撮りフィルム使用時、( )内は24枚撮りフィルム使用時。

<内蔵スピードライト不使用の場合>
・36枚撮りフィルム使用時 常温(20℃時):約40本[60本]、低温(−10℃時)約23本[34本]

<内蔵スピードライトおよびAF補助光を50%発光時>
・36枚撮りフィルム使用時 常温(20℃時):約12本[18本]、低温(−10℃時)約7本[10本]
三脚ネジ穴 1/4(ISO1222)
大きさ(幅×高さ×奥行) 約131mm×92.5mm×67.5mm
質量(重さ) 約385g(ボディのみ、電池を除く)
別売アクセサリー バッテリーパックMB-18、セミソフトケースCF-53