DK-21M: | Yodobashi Cameraにて購入 | (¥2,520、10% Point還元) | |
ME-1: | Yodobashi Cameraにて購入 | (¥4,200、13% point還元) |
1. 各機種のファインダー倍率 | |
2. 「DK-21M」と「ME-1」の外観 | |
3. D70に「DK-21M」と「ME-1」を装着した画像 | |
4. ファインダー画像 | |
5. 考察 | |
6. ME-1の改造 | |
7. 感想 |
06/12/21 D40へのDK-21M、ME-1装着報告追加(こちら) |
06/04/01 オリンパスマグニファイヤーアイカップ「ME-1」装着報告追加 |
05/12/16 新規公開 |
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( )内は35mm版換算値 |
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無改造でこのままボディに取り付け可能です。(Installation is possible for the body without remodeling just like this.) |
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もしこのDK-21Mの上にさらに接眼目当て(DK-20)や他のアイピースアダプターを重ねて取り付けたい場合は以下のようにすれば可能です。 (It is possible if it does as follows when DK-20 and other Eyepiece Adapter are further piled up on this DK-21M and it wants to install it.) DK-21Mの接眼目当て(ゴム)部分は強力に接着されていますが、カッター等で削り取ることができます。 (ゴムはカッターで大まかに切り取った後、精密ドライバーで根気よく削り取るとうまくいきます) (The part of the rubber of DK-21M is cut.) ゴムを取った下にはD70本体の接眼部と同様に溝が切られていますので、他の接眼目当てなど角型パーツの取り付けが可能です。 また、ゴムを削り取った後に元々D70の接眼部に付いていたゴムを装着しておけば、DK-21M購入時の姿そのものになります。 尚、裏面(右側の画像)にビスが4つ見えますが、2ピースに分かれるだけでゴムは取れません。(レンズが外せるだけです) |
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(2) マグニファイヤーアイカップ「ME-1」 (Magnifying Eyecup "ME-1")
DK-21Mに比較して厚みは2mm程薄くなっています。 (黒い円形部は薄いゴム製で接着されています) レンズ構成は2群2枚となっています。 (The thickness of ME-1 is lighter about 2mm than DK-21M.) |
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3. D70に「DK-21M」と「ME-1」を装着した画像 (The image which attached
"DK-21M" and "ME-1" to D70)
(1) マグニファイングアイピース「DK-21M」
結構出っ張ります(^^;)。 厚さは実測14mmです。 また、DK-21Mの下部と本体の接眼部との間に少し隙間ができますので冬の戸外では吐息で本体の接眼レンズが曇るかもしれませんね。 (There is a little gap between the bottom part of DK-21M and Eyepiece part of the body.) |
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(2) マグニファイヤーアイカップ「ME-1」
厚さは実測12mmですから、DK-21Mより2mm程薄いですね。 (A thickness is 12mm.
This is thinner than DK-21M by about 2mm.)
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D70(アイピースなし)、D70+DK-21M、D70+ME-1付きのファインダー画像です。参考として銀塩35mm一眼レフ(Nikon
FM)のファインダー画像も比較用に撮影してみました。
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(1) 「DK-21M」と「ME-1」取付け時のファインダー画像 (Finder image of "DK-21M" and "ME-1".) |
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(2) 「DK-21M」と「ME-1」取付け時のファインダー画像と銀塩35mm一眼レフ(Nikon FM)のファインダー画像 |
(3) メガネを使用した場合の「DK-21M」と「ME-1」取付け時のファインダー画像(イメージ)
(The image when glasses were used)
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(1) D70/D50+DK-21M
DK-21Mなしの場合は目の位置がファインダー中央から少々ズレても問題ないのですが、DK-21M装着時は目をファインダー中央にきちんと合わせないとファインダー内上部あるいは下部の撮影情報部が若干ケラれてしまいます。 またD70のアイポイントは18mm(D200では19.5mm)と短いですから、メガネを掛けて見た場合はスクリーン枠の四隅が若干暗くなり、スクリーン枠が見えるように目を合わせるとファインダー下部の撮影情報は見えなくなります。撮影情報を見る為には目を少し移動させなければなりません。 視度調節レバー(全10段)は、(私の場合)DK-21Mなし時は下から6段目、DK-21M装着時は下から4段目となりました。(こちらを参照) ですから、既に視度調節レバーを下段近くで使用されている方は要注意です。 |
(2) D70/D50+ME-1
DK-21Mに比較して厚さが2mm程薄いことと接眼部が円形のためかケラれの量は微妙に少なく感じます。(特にファインダー下部の撮影情報部) 但し、メガネを掛けてみた場合はDk-21Mと殆ど変わらず四隅が若干ケラれ、スクリーン枠が見えるように目を合わせるとファインダー下部の撮影情報はほとんど見えなくなります。撮影情報を見る為には目を少し移動させなければなりません。 面白いのはME-1単体で覗くと糸巻き型(左右)の歪曲収差が目立つのですが、ファインダー越しに覗くとこの収差が無くなります。 D70の視度調節レバー(全10段)は、(私の場合)ME-1なし時は下から6段目、ME-1装着時は下から8段目となりました。(こちらを参照) つまりDK-21Mと補正方向が逆ですので、視度調節レバーを下段近くで使用されている方はME-1が使えそうです。 但し ME-1は幅が広いので視度調節レバーが隠れてしまい、レバー操作がかなりやりづらいです。爪が掛からない場合は「爪楊枝」を使いましょう(^^; |
(3) DK-21MとME-1の比較
・ D70は元々倍率が低い為、DK-21M(1.17倍)とME-1(1.2倍)ではファインダー像の大きさには事実上違いはない。 ・ 見え方にも殆ど違いはない。強いて言えばDK-21Mのレンズにはかすかに色付き(コーティング?)があるようで、クリア感はME-1の方が良い。 ・ ケラレ量はほぼ同等だが、レンズ構成や形状の違い、厚さが薄いことからME-1の方が若干少ないようだ。 ・ DK-21MとME-1では視度調節方向が逆である。 (Diopter adjustment direction is opposite with DK-21M and ME-1) 例えばDK-21M使用時にマイナス一杯で調整不足の方でも、ME-1はプラス方向調整の為適正な視度調整ができる可能性がある。 (ME-1 has the possibility that proper Diopter adjustment for the plus direction adjustment is made with one glass of minus as to the one that for example adjustment is insufficient at the time of use of DK-21M.)
・ ME-1は幅が広いので視度調節レバーの操作がやりづらい。 ・ ME-1は取付け/脱着がかなりきつい。(改造すればOK) ・ DK-21Mのゴムの部分は周辺が若干盛り上がっている為、目とファインダーの間から光が入りづらいというメリットがある。 ・ ME-1の方がファインダーからの出っ張りが少ない為、カメラケースなどに収納する場合に有利。 |
2006年12月1日にD40が発売されましたので、早速D40にDK-21MとME-1を取り付けてみました。 (D40は持っていませんのでSCにての確認です) 結果はどちらも取り付けには全く問題ありません。 (There is no problem at all though it tried to install DK-21M and ME-1 in D40.) D70のファインダー倍率0.75倍に対し、D40では0.80倍なので元々大きく見えますが、DK-21MとME-1を取り付けることでさらに大きくなります。 取り付け前後の相対的なファインダー像の拡大率はD70と同様です。 (4.ファインダー画像) 周辺のケラレも、D70+DK-21M(ME-1)と同様に目をファインダー中央にきちんと合わせればケラれることはありません。 視度調節も、DK-21MとME-1では視度調節方向が逆になります。(D40の視度調節レバーは5段です) ( Diopter adjustment direction becomes opposite with DK-21M and ME-1. (Diopter adjustment lever of D40 is five steps.) ) 以下は私の場合の例です。
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6.ME-1の改造 (Remodeling of ME-1)
「ME-1」をD70へ装着する場合、微妙なサイズの違いから取付けはかなりキツイ為、若干の改造を行ないました。 これは必須ではありませんが、脱着を頻繁に行なう方にとっては精神衛生上もよろしいかと思います。 (Remodeling was done because installation was severe from the difference in the delicate size when "ME-1" was attached to D70.)
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「DK-21M」、「ME-1」共にオリジナルのファインダー像の大きさに対し二回りほど大きく見えるようになります。 倍近い価格差がありますが見え具合に大きな差は感じられません。(ケラレはME-1の方が若干少ないと感じます) またDK-21Mは無改造で取付けできますが、ME-1はそのままではかなり脱着がキツイので改造をお勧めします。(改造の手間を掛けるのがいやであればDK-21Mで決まりです) デザイン的にはME-1の方が薄いだけに違和感がありませんし、少しでもケラレの少なさを重視するのであればME-1を選択すべきですが、純正品で安価、無改造取付けできる方がよければDK-21Mを選択することになります。 また、接眼目当て(DK-20)や他のアイピースアダプターを重ねて取り付けたい場合はDK-21Mを選択するしかありません。 もう一点、DK-21MとME-1では視度調節方向が逆ですので、例えばDK-21M使用時にマイナス一杯で調整不足の方でも、ME-1はプラス方向調整の為、適正な視度調整ができる可能性があります。 価格重視か、簡単(無改造)取付け重視か、ケラレの少なさ重視か、デザイン重視か、はたまた純正命か。。。。。ご自由にお悩み下さい。 ただファインダーの見易さは、プリズム材質、ファインダースクリーン構造、接眼レンズ性能などにも影響されますので、単に倍率が大きくなっただけでは劇的効果は望めません。 マクロ撮影時のマニュアルフォーカス等には多分力不足です(=価格相応)。この場合は素直に「角窓用変倍アングルファインダー DR-6」を購入しましょうね。 ちなみに私自身はME-1を付けっ放しにしておくつもりです。d(^-^) |