札幌運輸支局 ユーザー車検体験記 (By キンタロウ)
札幌運輸支局での普通車(パジェロ)のユーザー車検体験記を公開しています。
最後に受検したのは平成21年9月ですが、 姉妹編として、より新しい「札幌軽自動車検査協会 ワゴンR ユーザー車検体験記」を公開しており、その最新データを基に当サイトを更新しています。
ユーザー車検は簡単です。新車登録後数年程度であれば問題なく通りますし、私の様に10年以上経過した車でも通ります。
(尚、私自身もクルマに関しては全くのシロートです)
日常の使用で不具合が発生したらその部品を修理し、必要に応じて使用者の責任の元で定期検査を行い、
使用者自らが車検場にクルマを持ち込み車検を受けることは何も特別なことではありません。
なぜなら、車の整備点検は所有者の「自己管理」「自己責任」で行なうことが前提なのですから。
札幌運輸支局のサイトでも、
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Q ユーザー車検ってむずかしいの?
ご自身で自動車を運転し、検査場内の機械の音声や画面の指示に従い受検していただくものです。車の修理、点検整備などは整備工場などプロに任せれ
ば特に専門的な知識は必要ありません。しかし、車台番号、エンジン型式を検査時に確認しますので、事前にご自身で確認し、汚れているときは清掃し見やすいようにしてください。
受検に不安のある方には受検時にハザードランプ(非常点滅表示灯)を点滅していただき、検査官が車検に慣れていない受検者の方と分かるようにしています。その場合はテスターによる検査中は案内係が案内致しますが、混雑状況等により案内できない場合もありますので予めご了承願います。検査時に不適合箇所の指摘があった場合は、修理等してから再度、受検願います。また、運転操作のミスにより起きた事故等は、ご自身で責任を負うこととなりますので、事故には十分注意してください。
なお、1コース横に見学通路がありますので、事前に見学されるようお願いします。見学は検査時間中であれば自由にできます。 |
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実際上、車検では「外観」、「排気ガス」、「スピードメーター・ライト・ブレーキ」、「マフラー・シャシー・足周りや各部の緩み等」の検査しかしないのです。
車検を業者に依頼するとこれらの項目以外にも様々なチェックを行ない、劣化・破損の恐れがある部品を先行(予防的)交換してしまいますので当然料金が高くなってしまいます。
但し、車検が通ることと車の安全性は全く関係がありませんので各自の責任において定期的な車両点検は行なうことが必要です。
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○ |
この1年間に一度もボンネットを開けたことのない(車の安全性に無関心な)人にはお奨めできない。 |
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○ |
後々のトラブルや事故に繋がる危険性を考えると、単に費用が安いから、という理由だけでユーザー車検を受けるのもお奨めできない。 |
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○ |
事故や故障に繋がる点検項目についてはディーラー等に定期点検を依頼すべきである。(車検後でもよい) |
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ブレーキ(パッド磨耗、液漏れ・交換、ホース類の損傷)やファンベルト関係、ラジエーター液補充など |
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・ |
整備をきっちり行なわないと、後々のトラブルや事故に繋がる危険性が高まる |
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・ |
もし車検で重大な不具合があった場合、修理工場・ディーラー持込み、部品発注、修理などで時間と手間が掛かる。 |
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○ |
エンジンオイルの交換やバッテリー液の点検は定期的に行なっておく。 |
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● |
駐禁など道交法違反の反則金未払いや、自動車税の未納などがないこと。(車検時にばれます) |
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● |
整備をせずに走行して道路上に立ち往生したり、事故を起こしたりすると、面倒なことになる。 |
ことを申し添えます。
このことから、重要パーツ劣化によるリスクと車検費用のバランスを考えると、先にクルマを自分で車検場に持ち込み受検し、その後に「24ヶ月定期点検」または「12ヶ月(1年)定期点検」を受ければ、無駄な(劣化・破損の恐れがある部品の予防的交換)費用や車検代行手数料を浮かせることも可能です。(法的に定められた点検は24ヶ月点検です。但し受けなくても罰則はなし)
尚、車検は自動車検査証(車検証)記載の「有効期間満了日」の1ヶ月前から受けられます。。 1ヶ月前〜満了日の間に車検を受けた場合、次の有効期間満了日は元の満了日の丸々2年後です。つまり、車検を1ヶ月早く受けても次の有効期間が短くなる訳ではありません。有効期間満了日の1ヶ月前とは、例えば、満了日が3月1日なら2月1日、3月15日なら2月15日から受けられるということです。
但し、万一車検時に不具合を指摘された場合、近くの予備車検場や修理工場ですぐに修理できればいいのですが、部品発注が必要な修理などの場合は、日を改めて修理・再車検を受けることになり、二度手間、どころか車検満了日に間に合わないことに成りかねないので、早めの受検が吉ですね。
<ユーザー車検を受けたクルマ>
平成4年式 三菱パジェロ スーパーエクシード (ガソリン、3ナンバー)
<ユーザー車検を受けた場所>
北海道運輸局 札幌運輸支局 札幌市東区北28条東1丁目1番1号
ユーザー車検の問い合わせ (TEL) 050−5540−2001
※音声ガイダンスが流れ始めてから「02181」
とプッシュすると、オペレーターにつながります。
尚、ユーザー車検の手続き方法などは更新されている可能性がありますので、札幌運輸支局の
・ 「ユーザー車検の流れ(札幌運輸支局)」
(このサイトでは、ユーザー車検の流れとして、予約、事前に準備しておく必要書類、その記載・受付などについての説明があります。)
などを参照して下さい。
インデックス
更新履歴
1.初めに
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初めてのユーザー車検を受ける方は、予約した検査時間の前に検査ラインの下見を行なっておくほうがよいかと思います。(検査時間は1日4ラウンドあります。) |
ユーザー車検の検査自体は20分もあれば終わります(混雑状態にもよる)し、事前の書類の記入なども20〜30分もあれば十分なので、車検証の再交付時間を含めても1時間強で終了します。 |
そして普段から何の支障もなく乗っているクルマであれば、ほぼ問題なく車検は通ります。 |
但し、最低限、 |
(1) 各種ランプ/ライト類(フォグランプ含む)が全て正常に点灯するか(こちらを参照) |
(2) ワイパーが作動するか、ウィンドウォッシャー液がきちんと吐出するか(クルマの前後とも)(こちらを参照) |
(3) クラクションが鳴るか |
(4) タイヤが磨耗していないか(溝が残っているか)、空気圧は正常か(分からなければガソリンスタンドで給油ついでに店員に聞いてみる) |
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くらいは事前にチェックしておいて下さい。(ボンネットの開け方くらいは知ってますよね^^;) |
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さらに、車検とは直接関係はありませんが、エンジンオイルはクルマ用品店(オートバックスなど)で定期的に交換しておくこと。そのついでにブレーキ液の量とベルト類(ファンベルト、パワーステアリングベルト、オルタネーターなど2〜3本)のチェックをしてもらうと安心です。(ゆるみ、傷、劣化など) |
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もし新車であれば、メーカーの1ヶ月/6ヶ月無料点検を受けておくなど、できるだけお金の掛からない手を考えましょう。 |
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最低限やらなければならないことは、上記(1)〜(4)と、 |
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(5) 書類の準備と予約 |
(6) 下回りの清掃(コイン洗車場などで車体下部のお腹の部分をスプレーガンで洗い流す) |
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だけで、ぶっつけ本番で車検場に乗り込んでもOKです。 |
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車検場では、ハザードランプ(非常点滅表示灯)を付けておけば、ユーザー車検ということが係員に伝わりますので、懇切丁寧に指導してくれます。特に最近はユーザー車検を受ける人が多くなっているようです。
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尚、万一車検時に部品破損などの不具合で車検が通らなかった場合、修理の為の時間が必要となるので、早めの受検(有効期間の1ヶ月前から可能)をしておいたほうがよいでしょう。冒頭で述べたように、部品発注が必要な修理などの場合は、日を改めて修理・再車検を受けることになり、二度手間どころか車検切れに成りかねないこともあり得るので、このあたりのマイナス面も充分考慮しておいて下さい。 |
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2.事前に書類を準備する
事前に以下の書類を準備しておきます。
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(1)自動車検査証(いわゆる車検証) |
(2)自動車納税証明書 |
(3)自動車損害賠償責任保険(自賠責)証明書 |
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・ 現在使用中のもの(旧)と、新たに今回の車検有効期間を満たす保険期間のもの(新)が必要。
・ 事前に自分が加入している自動車保険会社で手続きするか、または車検当日に陸運局裏にある「北海道陸運協会」でも可能です。
・ 自家用乗用の自賠責金額: 24ヶ月=20,020円、 25ヶ月=20,610円
(R6年時点) |
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(4)点検記録簿 (前車検・後整備なら不要) |
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・ 車検前に定期点検を行った場合は、その記録簿を用意しておきます。 ・ 但し、車検を先に受けた後に定期点検を行ってもOKですので点検記録簿はなくてもかまいません。(=前車検、後整備)
・ 後整備の場合、後日「定期点検をしましたか?」という確認の電話が来る。。などということは全くありません。
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(5)印鑑 (使用しない.。 が、万一に備えて。。) |
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3.車検前の車のチェック
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以下の内容はユーザー車検時にチェック対象となります。 |
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定期点検は車検前に行なう必要はなく、車検を受けた後でもOKです。(前車検、後整備) |
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でも、簡単なチェックですので、できる範囲で行なっておきましょう。 |
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エンジンルーム・車台番号 |
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エンジン番号や車台番号の刻印位置(分かりづらい車種がある)を確認し、よく見えるように清掃しておく。(不明ならディーラーで聞いておく) |
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・ ちなみにパジェロの車台番号は右側後輪とフェンダーの隙間から見えるボディフレーム部にあります。 |
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・ 錆びて見えない場合は錆び落とし剤、または使い古しの歯ブラシに粗目のコンパウンドを付けて磨き、錆び止めを塗っておく。 |
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ボンネット内(エンジンルーム)の清掃は特に必要ないが、綺麗にしておけば検査員の印象が良くなるかも。。 |
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オルタネータ(発電機)、エアコンベルト、ファンベルトなどの各種ベルト類のキズ、張り。(キュルキュルという滑り音がなければ多分OK) |
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バッテリー液(補充式の場合)、ラジエーター(クーラント)液のリザーバータンク(補助タンク)内の液量、ラジエーターキャップの状態(ほとんどノーチェック) |
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ランプ類 |
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ヘッドランプ、スモールランプ、ブレーキランプ、バック灯、ウインカー、ナンバー灯、フォグランプなど球切れがあれば交換しておく。全て点灯チェックされる。 |
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・ テールランプなどにヒビや、中に水が入ってしまうようなのは不可。少々のキズは可。 |
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・ 特にフォグランプの球切れは忘れやすいので注意のこと。それに各々の点灯スイッチの位置も覚えておいてね。 |
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ヘッドランプについて |
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・ 光の色は白色か淡黄色かの単色で統一されていなければならない。 |
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・ ヘッドランプの明るさ(高輝度球)は,「車検対応」のバルブであれば問題ない。 |
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・ ヘッドランプの光軸ズレで車検不合格の場合は、速攻で車検場のすぐ近くにある予備車検場で調整し、すぐに再検査を受けることができる。 |
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・ 前回の車検後にヘッドライトの球(バルブ)を交換していた場合は光軸がずれている場合もある。 |
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・ 相当古い車の場合、ライトの光量で引っ掛かる可能性があるが、滅多にない。 |
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室内外装備 |
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ワイパー、ウオッシャー液(前後とも。実際に吐出チェックされる) |
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クラクションが鳴るか |
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車内もチェックされる。 |
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発煙筒(車内に装備されていればOK。期限切れはチェックされないようだが、数百円程度の物なのでこの際買い換えておくのが吉) |
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シートベルト |
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ATシフトの表示(P・R・N・D)の有無(無いクルマもある) |
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後部補助シートやスペアタイヤなどを外していた場合は元に戻しておく。(トランクルームも目視チェックされる) |
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ドライブレコーダーは前面ガラス上縁から20%以内に貼り付けていればOK。それ以外の余計なモノは前面ガラスから外しておく。 |
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車内フロントウィンドウ左上にある丸い「定期点検・整備済ステッカー」が期限切れなら剥がしておく。 |
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室内に後付けスイッチがある場合は外しておくのが吉。何のスイッチであるか聞かれます。 |
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(例えば後付けのホーンスイッチ、車外LED照明スイッチなど。車内照明関連などはOK) |
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タイヤ |
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タイヤの溝は1.6mm以上残っていなければならない(スリップサインが出ていないもの)。夏タイヤが磨耗していたら冬用でも受検できる。 |
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タイヤがタイヤハウスからオーバーしている場合は不可。 |
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空気圧、およびタイヤホイールナットが緩んでいないか、取れていないか、不足していないか確認する。 |
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タイヤにホイールキャップがついている場合は外しておく(タイヤの取り付けボルトが露出していなければならない)
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・ 検査員にボルト締め付け状態をハンマーで確認される。 |
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マフラーなど |
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古い車で積雪地に住んでいると、希にマフラーの腐食・穴やドライブシャフトブーツの破損などが多い。 |
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・ 下回り検査でマフラーの穴が指摘された場合は(小さい穴なら)近くの整備工場などで補修後再検査してもよい。 |
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・ ドライブシャフトブーツ(ゴム製のジャバラ状のパーツ)などの破損が指摘された場合は、多分修理工場等で交換後に後日再検査となる。 (事前にカー用品店などでエンジンオイル交換時に、ついでにチェックしてもらっておけば安心) |
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車外アクセサリー |
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車体前面のグリルガードやそれに付けているフォグランプ(補助灯)について |
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・ グリルガードがバンパーから少し前にはみ出ていてもOK(検査基準が変わった)
・ 但し、フォグランプはその中心がヘッドライトの中心より高い位置に取り付けているのは不可。(ちなみに上記写真の状態は不可なので事前に外しておく) ・ 実際に点灯するかをチェックされる。 |
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心配なら、検査の見学時に検査終了を見計らって(検査場から出てきた)検査員に聞いてみてもよい。
問題になるところがあれば指摘してくれる。(その場で摘発されるようなことはないので安心してね。) |
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車両外側に点灯する余計なアクセサリー(ホタル灯など)は外しておく。 |
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車体後部下の後付けフォグランプなどはOKだが、車検時に点灯するかをチェックされるので球切れなどに注意。 |
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その他 |
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アイドリングストップ機能や、トラクションコントロール装置(発進・加速時のタイヤの空転を防止する装置)は切っておく。
→ ハイブリッド車やアイドリングストップ、トラクションコントロール付きの車両について |
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・ ブレーキ検査や排ガス検査時に支障がある。 |
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車内フロントウィンドウ左上にある丸い「定期点検・整備済ステッカー」が期限切れなら剥がしておく。 |
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・ 認証整備工場で定期点検(12ヶ月、24ヶ月)を受けた場合に、その事業者から配布されるものだが、期限切れのステッカーを貼ったままだと保安基準違反になる、つまり、車検に通らないので事前に剥がしておくこと。(剥がし忘れていたら、検査ラインから出た後に剥がし、再度検査員に確認してもらう=再検扱い。こちらを参照) |
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前側サイドウィンドウなどにカーフィルムや盗難防止警告シール(?)などを貼っている場合は剥がしておく。 |
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・ フロントドア(運転席・助手席)ガラスは、保安基準で可視光線の透過率が70%以上必要。余計なシールなどは不可。 |
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トランクルームなどに大きな荷物を積んである場合は降ろしておく。スペアタイヤ有無がチェックされるかも。。。 |
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重要! 車検当日または前日に、コイン洗車場で足回りや下回りの洗浄をしておく。 |
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・ 車検時に検査員が車体下回りの検査をするためです。 |
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4.検査の予約
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予約は2週間前からインターネットで可能です。(24時間・年中無休) |
・ 土曜、日曜、祭日は車検業務を行なっていません。(インターネットでの受付自体は24時間、年中無休) |
・ 検査時間は1日4回です。 |
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受付時間 |
検査時間 |
検査場に
入場できる時間 |
第1ラウンド |
8:45〜10:00 |
9:00〜10:15 |
10;07まで |
第2ラウンド |
10:15〜11:45 |
10:30〜12:00 |
11:52まで |
第3ラウンド |
13:00〜14:00 |
13:00〜14:15 |
14:07まで |
第4ラウンド |
14:15〜15:45 |
14:30〜16:00 |
15:52まで |
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● インターネットからの予約の場合 (2006年2月から) https://www.reserve.naltec.go.jp/web/ap-entry?slinky___page=forward:A1001_01 |
操作ガイドはこちら。 |
● はじめて利用する場合は「アカウント登録」が必要です。(メールアドレスやパスワード、氏名、電話番号) |
<手順>
(1)車検証を用意し、上記自動車検査予約システムへアクセス
(2)メールアドレス(=アカウントIDとなる)、パスワード、受検者名、電話番号を入力
(3)入力したメールアドレス宛に、確認用の「アカウント仮登録メール」が送信されてくる
(4)「アカウント仮登録メール」の本文に記載されているURLにアクセスすると、アカウントIDが表示されアカウントの新規登録が完了する
・ URLの有効期限は、メールの送信時間から1時間です
・ 登録が完了すると、アカウント登録完了メールが送られてきます
(5)引き続き検査の予約を行う場合は、メニューの「ログイン」ボタンを選択する
(6)アカウントID、パスワードを入力し、ログイン
(7)「検査の予約」を選択し、検査種別は「継続検査」、検査車種は「普通車」、検査場を指定
(8) 受検日時、ラウンドを選択 (「○」または「△」がリンクになっている)
(9)受検者名、住所、電話番号、車台番号などを入力し、「確認」
(10)「完了」で、予約が完了し、検査の際に必要な予約番号が表示され、予約完了メールが送信されます。
・ 予約番号は車検場で書類に記入する必要があるので、手元に控えておく。
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● 予約完了すると、案内メールが届きます。 |
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xxxx 様
自動車検査インターネット予約システムをご利用いただき、ありがとうございます。
検査の予約が完了しました。
予約番号をお控えのうえ、検査当日に窓口へお持ちください。
◆必ずお読みください
・検査当日は窓口の混雑を防ぐため、受付時間内にお越しください。
・予約が不要になった場合は、他の利用者の方の迷惑になるため、速やかに予約取消を行ってください。
・検査の手数料や必要書類については、自動車検査登録総合ポータルサイトをご覧ください。
◆予約情報
予約番号:123N-123456-1234 ← 予約番号を控えておく
検査種別:継続検査
検査車種:普通車
検査場:札幌主管事務所
受検日:x月xx日(金)
ラウンド:xラウンド
受付時間:xx:xx-xx:xx
検査時間:xx:xx-xx:xx
車台番号:123ABC-2345A
電話番号:090-1234-5678
◆予約の確認・変更・取消
https://www.reserve.naltec.go.jp/
◆必要書類・申請手数料
https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/
◆お問い合わせ先
xxx-xxxx-xxxx
◆次回重量税額照会サービス
以下のwebサイトで次回自動車重量税額を確認できます。
https://www.nextmvtt.mlit.go.jp/nextmvtt-web/
*** 注意事項 ***
本メールは自動車検査インターネット予約システムより自動送信しています。
本メールへは返信できませんのでご注意ください。
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● 各ラウンドの15分前から受付を開始します。
● 各ラウンドの検査実施時間は開始から1時間15分〜1時間30分の間です。(例:
第1ラウンドなら9:00〜10:15分まで)
検査不合格項目があった場合、この間に修理・調整すれ当日の検査時間内に再検査可能ですが、初回の検査を含め最大3回までとなります。
初回の検査を含め最大3回までに合格しない場合は再申請となり新たに検査手数料が必要となります。
→ 継続審査の流れ > 再入場
● 各ラウンドの間は休憩時間となり、検査は受けられません。
● ユーザー車検の場合は、早めの受検をしたほうがよい。
・ 万一車検に通らず、後日修理後に再受検せざるを得なくなった場合、相応の修理期間が必要となる。(7.検査日当日−検査で不合格時)
・ 車検は自動車検査証(車検証)記載の「有効期間満了日」の1ヶ月前から受けられます。
・ 1ヶ月前〜満了日の間に車検を受けた場合でも、次の有効期間満了日は元の満了日の丸々2年後です。
● 初めてのユーザー車検の場合は、第2ラウンドを予約して第1ラウンドの検査時間中に陸運支局に行くのがよいと思います。
というのは、
・ 検査コース1番に見学コースがあるので第1ラウンドの検査状況を事前に見学できる。
・ 書類の記入やリサイクル料金の支払いなどの時間が充分取れる。
・ 検査で不適合箇所があってもすぐに修理し当日再検査する時間が取れる。(当日なら最大3回まで再検査しても無料)
・ 万一の場合に備えて、付近の修理工場や予備検査場(民間)の場所を確認しておくことができる
からです。
尚、万一車検時に部品破損などの不具合で車検が通らなかった場合、修理の為の時間が必要となるので、早めの受検(有効期間の1ヶ月前から可能)をしておいたほうがよいでしょう。
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5.検査日当日−必要書類の確認、印紙購入
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重要! 車検当日または前日に、コイン洗車場で足回りや下回りの洗浄をしておく。 |
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初めてユーザー車検を受ける場合は、車検予約時間の一つ前の検査ラウンドに間に合うように行って検査状況を見学しておくことをお奨めします。
検査コース1番に見学コースがあります。
また、万一の場合に備えて付近の修理工場や予備検査場(民間)の場所を確認しておいたほうがよいと思います。
二回目以降のユーザー車検を受ける場合は、車検予約時間の1時間ほど前に陸運局に行けば間に合うでしょう。少々遅れても、各ラウンドで何台もの車が並んでおり開始まで時間が掛かるので、焦ることはありません。
札幌運輸支局サイト内の「車検について」
このサイトでは、ユーザー車検の流れとして、予約、事前に準備しておく必要書類、その記載・受付などについての説明があります。
(1)用意していく書類 (「1.事前に準備する書類など」参照)
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● 自動車検査証(いわゆる車検証) |
● 自動車納税証明書 |
● 自動車損害賠償責任保険(自賠責)証明書
・ 現在使用中のもの(旧)と、新たに今回の車検有効期間を満たす保険期間のもの(新)。
・ 新自賠責保険は、陸運局裏にある「北海道陸運協会」でも契約可能です。
・ 自家用乗用では、24ヶ月なら22,470円、25ヶ月なら23,170円です。 |
● 点検記録簿 (車検前に定期点検を行った場合のみ。前車検・後整備なら不要) |
● 印鑑 (H19年現在、不要になったようだ。。。が、持参した方がよい) |
★ 車の現在の総走行距離を控えておく。(以下の申請書に記入欄がある) |
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(2)ユーザー車検に必要な書類をもらい、記入と印紙購入
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4番窓口(ユーザー車検受付)にて「ユーザー車検(継続審査用)書類一式下さい」と言って、関連書類をもらいます。
(受付時に「車検後点検(前車検)ですか?」と聞かれましたら、「そうです」と答えておきます)
車検証の住所変更も同時に行なう場合は、その旨を伝えて指示に従ってください。(書類住所欄の書き方など)
「陸運局入口の案内窓口で継続検査申請書や印紙購入して下さい」との指示がありますので、先に以下の3種の書類を購入し、記入します。(記入してから印紙を購入する)
●継続検査申請書(OCRシート。無料)
・ OCRシートなので、曲げたりしないように注意)
・ 申請人氏名・住所、受検者("本人"と記入)はボールペンで記入、それ以外は鉛筆で記入する。
・ 「定期点検」部(定期点検記録簿の有無)は、「1」(点検前検査)と記入。
・ 「受検形態」部は、「1」(使用者本人)と記入。
・ 「走行距離計表示値」部は記入不要らしい。 |
●自動車検査票 (無料)
・ 受検者申請人氏名・住所、登録番号(又は車両番号)、車台番号、原動機形式、予約番号など、ボールペンで記入する。
・ 検査料は、小型車2,200円、 普通車2,300円。 自動車検査票右側に貼ります。(R6年時点)
参考: 登録・検査手数料一覧表(札幌運輸支局)
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●自動車重量税納付書 (無料)
車両重量やエコカー減税適用有無などに応じて金額が変わります。自動車重量税納付書下側に貼ります。
自動車重量税とは?重量税一覧(早見表)、エコカー減税についても解説 からの抜粋
2年自家用乗用車の継続検査時の税額
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車両重量 |
エコカー減税適用なし |
エコカー減税適用 |
13年未満 |
13年経過 |
18年経過 |
免税 |
75%減 |
50%減 |
25%減 |
軽自動車 |
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6,600円 |
8,200円 |
8,800円 |
0円 |
1,200円 |
2,500円 |
3,700円 |
自家用自動車 |
0.5t以下 |
8,200円 |
11,400円 |
12,600円 |
0円 |
- |
2,500円 |
3,700円 |
〜1.0t以下 |
16,400円 |
22,800円 |
25,200円 |
0円 |
- |
5,000円 |
7,500円 |
〜1.5t以下 |
24,600円 |
34,200円 |
37,800円 |
0円 |
- |
7,500円 |
11,200円 |
〜2.0t以下 |
32,800円 |
45,600円 |
50,400円 |
0円 |
- |
10,000円 |
15,000円 |
〜2.5t以下 |
41,000円 |
57,000円 |
63,000円 |
0円 |
- |
12,500円 |
18,700円 |
〜3.0t以下 |
49,200円 |
68,400円 |
75,600円 |
0円 |
- |
15,000円 |
22,500円 |
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次回の自動車重量税がいくらになるか知りたい方は、国土交通省のWebサイトで提供している「次回自動車重量税額照会サービス」が便利です。車検証に記載された車台番号と車検日を入力するだけで、車ごとの正確な重量税を調べることができます。
次回自動車重量税額照会サービス
尚、7番窓口ではユーザー車検の相談も行なっている。
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上記書類に記入します。
・ 記入用テーブル前面に記入例が貼ってありますのでそれを参考にして記入します。(車検証があれば全ての項目に記入できます。)
・ 記入を間違えても用紙は窓口横にたっぷりありますので安心してください。
尚、上記の書類以外にも以下の案内が貰えます。
●「受検案内」: 検査手続きの流れが書かれています。
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●「車検予約案内」: テレフォンサービスによる車検予約方法が書かれています。
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(3)リサイクルの預託
(21年9月現在、リサイクル関係手続きを一度も行なっていない車は既に存在しないはずですので、削除しました。)
(4)最終的な書類の確認
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事前に準備する書類:
(1) 自動車検査証(いわゆる車検証)
(2) 自動車納税証明書
(3) 自動車損害賠償責任保険(自賠責)証明書 (新旧ともに必要)
(4) 印鑑 (H19年現在、不要になったようだ。。。が、持参した方がよい)
現地で準備する書類:
(5) 点検記録簿(車検後に点検する場合は不要)
(6) 自動車検査票
(7) 自動車重量税納付書
(8) 継続検査申請書(OCRシート) |
各検査ラウンドの15分前から受付を開始しますので、前述の書類一式を揃えて4番窓口にて受付します。
書類一式はクリップ止めで返してくれますので、検査場の1コースに行き並びます。(車種や日時によっては別なコースを指示される場合もあります)
6.検査日当日−検査の実行
● ユーザー車検の場合、かなり親切に手順を教えてくれますので安心して指示に従ってください。
● ハザードランプ(非常点滅表示灯)を付けておくと、ユーザー車検であることが検査員に分かります。
● 検査機器による検査時も案内係がつきますのでわからなくても問題ありません。失敗した場合もう一度並んでやり直すことも可能です。
● 途中の検査に引っ掛かっても、検査自体は最後まで行ないます。(途中で検査ラインから抜けることはない)
● 検査で不合格の項目は、近隣の修理工場で修理後もう一度並んでやり直すことも可能です。(最長2週間まで検査料無料)
● フルタイム4WD車は検査担当者に申し出ること。
● パートタイム4WD車は2輪駆動に切り換えて受検すること。
●トラクションコントロール装備車は当該装置の作動を解除して受検すること。
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(1) 指定された検査コースに並び、ハザードランプ(非常点滅表示灯)を付けておく。(ユーザー車検であることを示す) |
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● 各ラウンド開始前に既に何台か並んでいると思いますので、その後ろに並びます。(先頭は避け、前の車のやり方を見る) |
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● 検査官の指示が聞こえるように運転席と助手席の窓を全開にしておきます。ラジオ類も切っておきます。(検査員の声が聞こえづらい。。) |
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● エアコンも切っておくこと。(エンジン回転が上がり排ガス検査で引っ掛かる可能性が増える)。 |
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● 室内のボンネットロック解除レバーを引いてロック解除しておく。 |
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● タイヤにホイールキャップが付いている場合は外しておく。 |
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(2) 検査官が来たら書類一式を渡し指示に従う。 |
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● エンジンは掛けたまま。 |
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● ボンネットは指示があった時に開ければよい。(室内のボンネットロック解除レバーを引いてロック解除しておいてもよい) |
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(3) 外観検査が行われるので、指示どおりに操作する。(検査員の声が聞こえづらい。。) |
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● ライトやワイパー類のチェックが行われるので、係員の指示に従う。 |
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● 前: ヘッドライト(ハイ/ロー切替)、車幅灯、ウィンカー(右/左)、非常灯、ワイパー(ウォッシャー液吐出チェックも)、クラクション |
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● 後: 尾灯、制動灯(ブレーキランプ)、ウィンカー(右/左)、非常灯(ハザード)、後退灯、ワイパー(ウォッシャー液吐出も)、フォググランプ(付いている場合のみ) |
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・ 焦るとウィンカーとワイパーのレバーを間違えたりするので落ち着いて操作すること。 |
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→ ヘッドライトをハイビームに切替えるつもりがワイパーを作動させてしまったり。。。(;^_^A |
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● 途中で「ボンネットを開けるように」との指示があるので、車から降りて自分で開ける。(給油口と間違えないように(;^_^A |
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● 車体番号、エンジン、形式、ナンバーなどの確認 |
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● タイヤ、ホイール、ホイールナット取付けの検査 |
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● ステアリング、シフト類の取付けマーク確認室内検査 |
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● 後部補助シートなどの検査(後部補助シートは実際に人が座れる状態であるかがチェックされる) |
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(4) 機器検査の為に検査棟に進む。(自動車検査票のみクリップから外しておく→記録器で記入される) |
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・ 電光表示器の指示に従う。
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(5) 排気ガス検査 |
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● ギアをパーキング(P)にして車から降り、プローブ(排気ガス採集管)を排気管に差し込む(プローブの長さの4分の3程度) |
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→ 十数秒後、自動的に電光表示器に「検査中」→ 結果が表示される |
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● 「○×」の判定が出たらプローブを外してスタンドに戻し、自動車検査票を記録器に挿入し記録する。(係員がやってくれることもある) |
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(7) 電光表示器に「進入」と表示されたら前に進む |
(8) サイドスリップ検査 |
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前輪の横すべり量をクルマを移動しながら測定するものです。 |
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● ゆっくりゆっくり(時速5Km/h、歩く程度の速度で)床面の白線に沿って前方の停止位置まで進む。 |
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● 途中でハンドルを切らないこと |
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● ブレーキを使って速度調整するのは構わない |
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● 途中で停止しないこと |
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(9) スピード・ライト・ブレーキ検査 |
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● ブレーキ検査(フットブレーキ、駐車ブレーキ) |
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電光表示器をよ〜く見て、その指示に従う。 |
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・車輪をテスターの上に乗せ、ギアをニュートラル(Nレンジ)にする。 |
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(タイヤ下のローラーの方が回転する) |
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・ブレーキの操作は「ふむ」「引く」の時は力一杯操作する。(ちんたらやっていると「引きずり」と判定されてしまう) |
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● スピード検査 |
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・ 前輪を右前方の停止線に合わせて停止する。(駆動輪がスピードテスターに上に乗る |
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・ 電光表示器をよ〜く見て、その指示に従う。 |
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・アクセルをゆっくり踏んで徐々にスピードを上げ、車のスピードメーターが40Kmで安定したら2〜3回パッシングする。 |
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→ タイヤ下のローラーを回すのだが、これが結構重くアクセルに敏感に反応するので落ち着いて操作する。 |
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・ アクセルを踏んでもなかなか速度が上がらず、強く踏むと上がり過ぎ、緩めると急激に速度が落ちるので注意。 |
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・ 先に40Kmを超える速度までアクセルを踏み込み、少しずつ戻していくほうが合わせやすい。 |
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→ ユーザー車検の場合、パッシングの代わりにリモートスイッチが渡され、これを押すこともある。係員がやってくれることもある。 |
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・ ゆっくり前進し、検査官室横で自動車検査票を記録器に挿入し記録する。 |
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● ライト検査 |
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ヘッドライトの照射光度と向きを測定します。 |
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・ 電光表示器をよ〜く見て、その指示に従う。 |
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・ライトを点灯し近目(ロービーム)にすると、測定器が動き検査が始まる。 |
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・ロービームで引っ掛かっても、遠目(ハイビーム)でOKなら問題ない。 |
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・ゆっくり前進し、検査官室横で自動車検査票を記録器に挿入し記録する。 |
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・光軸検査で引っ掛かった場合は、次の下回り検査を終了して車検ラインを出た後に、近くの予備車検場で調整して貰う。(後述) |
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(10) 下回り検査 |
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車を所定の位置まで進め、前輪を凹みに入れ停止する。
周辺が騒がしくて係員の指示が聞こえづらいので、窓は全開にしておく。 |
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・自動車検査票を書類搬送機に入れ、下降スイッチを押す。(ユーザー車検の場合、検査員がやってくれることも) |
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→ 自動車検査票が地下にいる検査官に届く。 |
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・ここでマフラー、シャシー及び足周りや各部のガタ・緩み等のチェックが行なわれる。 |
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(その為に車検前にはコイン洗車場などで下回りを洗浄しておくことが必要) |
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・ 「ハンドルを左右に振る」「エンジンを停止する」などの指示が表示されるので、その指示に従う。 |
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・ 検査が終わったらゆっくり前進してクルマを一旦外に出し、自動車検査票を受け取る。 |
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以上で終了です。^^
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7.検査日当日−検査で不合格時
検査が不合格だった場合、いくつかの選択肢があります。
1.当日中に整備ができる(軽微な不合格個所)
その日の受付終了時間内なら無料で、後2回再検査を受けることができます。(最初の検査を含めて計3回まで)
・ 近くの予備車検場や整備工場で点検・整備し、再度検査コースに戻り、審査を受ける。
・ その際、検査ラインの入口にある「申告ボタン」か電話を使って検査官に再入場である旨を伝え、不具合箇所の審査を行います。
・ その検査ラウンド(開始から1時間20分間実施)内に間に合わない場合は、4番窓口(ユーザー車検受付)にて「再検査なんですが」と聞いて指示に従ってください。
・ 再検査の意思表示のため、ハザードランプを点灯しておきます。
2.部品が揃わないなどで当日中に整備が不可能な場合
「限定自動車検査証」の交付を受け、整備後に後日再度車検を受けることになります。(発行無料、最長15日間有効)
・ 限定自動車検査証の交付は、検査官にその旨を伝えて車検の受付窓口で申請書を提出します。
・ 限定自動車検査証があれば、不合格になった項目だけを再検査すればいいので、検査手数料が安くなります。
(普通車、小型車共に1,800円。R5年1月1日現在)
・ 限定自動車検査証の有効期間内であれば受検の事前予約は必要ありません。
・ 有効期間の15日以内に整備が終わらなかったり、日程的に再検査に来られない場合は、改めて車検を受け直す必要があります。
(検査手数料は丸々掛かる。普通車が2,300円、小型車が2,200円。R5年1月1日現在)
・ 限定自動車検査証の交付を忘れた場合、改めて予約をして車検(全項目)を受け直す必要があります。
・ 車検の有効期間が延長されるわけではないので、車検切れになってしまった場合は、車載車などに載せて検査場まで車を運ぶか、仮ナンバーをとることになり、大変厄介なことになってしまいます。(仮ナンバー申請は、運輸支局もしくは市区町村へお問い合わせください)
いずれにしても、「限定自動車検査証」の交付は無料なので、発行してもらいましょう。
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限定自動車検査証
・ 継続検査で保安基準に適合しない場合、元の自動車検査証は返してくれないので、この限定自動車検査証で(整備等のため)運行することができる。
・ 有効期間は最大15日間。但し元の車検証の有効期間が15日未満であった場合はもっと短くなる。
・ 限定自動車検査証の有効期間満了後の検査申請は、新たな継続検査の申請となります。
・ 元の車検証の有効期間を超えてしまうと「車検切れ」となり、公道を走行できなくなるので注意。 |
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8.検査日当日−検査終了後
・ 検査が全てOKなら5番窓口に書類を提出します。
・ 書類は、上から以下の順に並べて提出します。
(1) 検査票
(2) 重量税納付書
(3) 継続検査申請書
(4) 車検証
(5) 納税証明書
(6) 自動車損害賠償責任保険証
・ 10分ほどで新しい車検証 とステッカー(検査標章)が交付されます。
→ 2023年1月4日以降、車検証がデジタル化されました。また、 2023(令和5)年7月以降、車検ステッカーを貼る位置も変更されています。
「新車検証(電子車検証)」
・ 自賠責証明書と自動車納税証明書も同時に返されます。
・ ステッカーはクルマの前面窓内側の上部左上に(古い検査標章を剥がして)貼ります。以前のステッカーに比べて随分小さくなりました。
(古い検査標章はかなり剥がしづらいですが、水を付けて大まかに剥がした後ウィンドウクリーナーなどできれいに取ります)
→ 2023(令和5)年7月以降、車検ステッカーを貼る位置も変更されています。
・ 今回(第1回目)の車検所要時間: 車検受付け(12:45)→車検(13:00開始)→新車検証発行(14:00) = 約1時間強でした。(ライト調整含む)
・ 後整備の場合、後日「定期点検をしましたか?」という確認の電話が来る。。ということはありません(^^)が、国土交通省からのアンケート葉書が来ます。
・自己責任の元で点検は行ないましょう。
9.ユーザー車検結果報告
以下、新しい順です。
(4) 2009(平成21)年9月のユーザー車検
|
今回は車検証の住所変更も行なった。
車検自体は何の問題もなく合格した。
|
車検全費用 |
|
検査料(検査登録印紙代) |
1,800円 |
(1400+400円) |
重量税 |
63,000円 |
(2500Kg以下) |
自賠責 |
22,470円 |
(24ヶ月) |
継続検査申請書用紙代 |
35円 |
|
費用計 |
87,305円 |
|
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|
住所変更費用 |
|
車庫証明 |
2,750円 |
(申請時2,200円+交付時550円) |
車検証住所変更 |
385円 |
|
費用計 |
3,135円 |
|
|
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(3) 2007(平成19)年9月のユーザー車検
|
今回はインターネット予約サイトを利用してみた。希望の第2ラウンドが空きなしだったので、取り合えず空きのあった第4ラウンドを予約しておく。
数日後同サイトで確認してみたら第2ラウンドにキャンセルが出たらしく空きがあったので新たに予約し、第4ラウンドの予約を削除した。
車検自体は何の問題もなく合格した。
|
車検全費用 |
|
検査料(検査登録印紙代) |
1,500円 |
|
重量税 |
63,000円 |
(2500Kg以下) |
自賠責 |
30,830円 |
(24ヶ月) |
継続検査申請書用紙代 |
35円 |
|
費用計 |
95,365円 |
|
|
注)平成20年1月から検査料(検査登録印紙代)が変更になった。(約300円値上げされた)
(小型車1700円、普通車1800円)
|
(2) 2005(平成17)年9月のユーザー車検
|
第1回目(前回平成15年)のユーザー車検時にマフラーの穴(腐食)をパテで応急処置したが、今回の車検前に確認したところ腐食がさらに進んでおり、応急処置ではどうにもならないので交換することにした。
ディーラーと自動車修理会社の両方で見積もりを取ったところ、自動車修理会社の方が5000円ほど安かったのでこちらでマフラー交換してもらった。
値段の差は純正マフラーか否かの違いであるが、純正も非純正も同一メーカー製らしく物は変わらないが値段が5000円ほど安いとのことである。
○ 車検前の車のチェックで、なんと!ストップランプ(4灯)の内の1灯が球切れだったので交換した。(いつから??)
○ 車検ではヘッドライト(左)検査で不合格だった(右はOK)。検査員に「調整後2番コースに来るように」と指示されたので、速攻で札幌予備車検場に行きライト調整(2,100円、所要時間数分)後、2番コースに入る。
入口の「再検申告スイッチ」で「ヘッドライト」のボタンを押してライト検査を行ない、無事に合格した。
|
車検全費用 |
|
検査料(検査登録印紙代) |
1,500円 |
|
重量税 |
63,000円 |
(2500Kg以下) |
自賠責 |
29,780円 |
(24ヶ月) |
継続検査申請書用紙代 |
40円 |
|
リサイクル預託料 |
10,120円 |
|
法定費用計 |
104,440円 |
|
|
|
マフラー交換 |
34,400円 |
(泣) |
ライト調整 |
2,100円 |
|
修理費用計 |
36,500円 |
|
|
・ 今回の車検所要時間: 車検受付け(12:45)→車検(13:00開始)→(ライト調整後再検査)→新車検証発行(14:00) = 約1時間強
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(1) 2003(平成15)年9月のユーザー車検
|
検査は順調に進んだが最後の下回り検査でマフラーに2箇所の穴が見つかり不合格だった。
速攻で近くの「大黒自工」に飛び込んで、応急処理でパテ埋めしてもらい( パテ埋め工賃3,000円)、パテが乾くまで20分ほど待った後、再度車検場へ向かう。(パテ埋め程度なら自分でもできそう。。)
4番窓口(ユーザー車検受付)にて「再検査なんですが」と聞いたら、「3コースが空いているのでそこに行くように」とのことで、3コースに行く。
検査官に不具合箇所を修理してきた、との旨を伝えると、「下回り検査の所まで進め」とのことで前進する。
再検査は無事合格した。
|
車検全費用 |
|
検査料(検査登録印紙代) |
1,500円 |
|
重量税 |
63,000円 |
(2500Kg以下) |
自賠責 |
27,630円 |
(24ヶ月) |
継続検査申請書用紙代 |
40円 |
|
法定費用計 |
92,170円 |
|
|
|
マフラー修理代 |
3,000円 |
|
修理費用計 |
3,000円 |
|
|
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(5) ユーザー車検を終えての感想
○ 最近はユーザー車検を受ける人が増えているようであり、検査員も大変親切に指導してくれる。
○ 車検そのものは非常に簡単である。(ホントにこんなものでいいの?と逆に心配になる)
○ 時間的には、書類記入やリサイクル料金の支払いなどに30分程度、車検そのものに30分、計1時間〜1時間30分もあれば終わる。
○ この1年間に一度もボンネットを開けたことのない(車の安全性に無関心な)人にはユーザー車検はお奨めできない。
○ 単に費用が安いから、という理由だけでユーザー車検を受けるのもお奨めできない。
○ バッテリー液の点検・補充やエンジンオイルの交換は定期的に行なっておく。
● 事故や故障に繋がる点検項目については車検後にディーラーや業者に定期点検を依頼すべきである。
・ ブレーキ(パッド磨耗、液漏れ・交換、ホース類の損傷や)やファンベルト(緩み、損傷)関係、ラジエーター液(補充・交換)など。
・ 車検前に定期点検を受けると、業者主導で当面問題のない箇所も予防的修理・交換されてしまうことが多い。
・ 車検後であれば、修理・交換の優先順位、時期を決めることができるし、他の業者に見積もりを依頼して安いところで修理することも可能です。
・ 重要パーツ劣化によるリスクと車検費用のバランスを考えるとこれが一番お勧めです。
10.定期点検内容について
法定12ヶ月点検(26項目)と24ヶ月点検(56項目)の内容は以下の通りです。
これらの項目は車に搭載されている定期点検記録簿や整備工場からの分解整備点検記録簿などに記載されています。
点検はユーザーが行なってもかまわないものです。尚、24ヶ月点検をしなくても罰則はありませんが、最低限12ヶ月点検はやっておきましょう。
実際上、12ヶ月点検に対し、24ヶ月点検の追加項目である「ステアリング装置のガタ」や「ばい煙、悪臭のあるガス、
有害なガス等の発散防止装置(排気ガス関係)」などは車検でチェックされOKとなっているのです。
いわゆる保安基準に適合していれば車検には通ります。なぜなら、車検では保安基準に適合しているか否かの検査しかせず、合格すれば「次の車検時まで公道を走行してもよい」と許可されただけであって、クルマの安全性を保証しているものではありません。
一方、「法定点検」(定期点検整備。12ヶ月点検や24ヶ月点検)は、劣化・破損の恐れがある箇所を事前(先行、予防的)に点検/整備するもので、故障などのトラブル防止を目的としています。
「車検が通ったから安全が保証された」訳ではないので、定期点検整備は必ずやっておきましょう。
当サイト冒頭で述べたように、重要パーツ劣化によるリスクと車検費用のバランスを考えると、先にクルマを自分で車検場に持ち込み受検し、その後に「24ヶ月定期点検」を受ければ、無駄な(劣化・破損の恐れがある部品の予防的交換)費用や車検代行手数料を浮かせることも可能です。
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12ヶ月 |
24ヶ月 |
点検項目 |
ステアリング装置 |
× |
● |
ハンドルの操作具合 |
● |
● |
ステアリング・ギア・ボックスの取付けの緩み |
× |
● |
ステアリングのロッド、アーム類の緩み、がた、損傷 |
● |
● |
ロッド、アーム類のボール・ジョイントのダストブーツの亀裂、損傷 |
× |
● |
ホイール・アライメント |
● |
● |
パワー・ステアリング・ベルトの緩み、損傷 |
× |
● |
パワー・ステアリングのオイル漏れ、量 |
× |
● |
パワー・ステアリングの取付けの緩み |
ブレーキ装置 |
● |
● |
ブレーキ・ペダルの遊び、踏み込んだときの床板とのすき間 |
● |
● |
ブレーキのきき具合 |
● |
● |
パーキング・ブレーキ・レバー(ペダル)の引きしろ(踏みしろ) |
● |
● |
パーキング・ブレーキのきき具合 |
● |
● |
ブレーキ・ホース、パイプの漏れ、損傷、取付状態 |
● |
● |
ブレーキマスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク・キャリパの液漏れ |
× |
● |
ブレーキマスタ・シリンダ、ホイール・シリンダ、ディスク・キャリパの機能、摩耗、損傷 |
● |
● |
ブレーキ・ドラムとライニングとのすき間 |
● |
● |
ブレーキ・シューの摺動部分、ライニングの摩耗 |
● |
● |
ブレーキ・ドラムの摩耗、損傷 |
● |
● |
ブレーキ・ディスクとパッドとのすき間 |
● |
● |
ブレーキ・パッドの摩耗 |
● |
● |
ブレーキ・ディスクの摩耗、損傷 |
エンジン |
● |
● |
排気ガスの状態 |
● |
● |
エア・クリーナ・エレメントの汚れ、詰まり、損傷 |
● |
● |
エンジン・オイルの漏れ |
● |
● |
燃料漏れ |
● |
● |
オルタネータ・ベルトの緩み、損傷 |
● |
● |
冷却水の漏れ |
ばい煙、悪臭のあるガス、 有害なガス等の発散防止装置 |
× |
● |
メターリング・バルブの状態 |
× |
● |
ブローバイ・ガス還元装置の配管の損傷 |
× |
● |
燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管等の損傷 |
× |
● |
チャコール・キャニスタの詰まり、損傷 |
× |
● |
燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェック・バルブ機能 |
× |
● |
触媒等の排出ガス減少装置の取付けの緩み、損傷 |
× |
● |
二次空気供給装置の機能 |
× |
● |
排気ガス再循環装置の機能 |
× |
● |
減速時排気ガス減少装置の機能 |
× |
● |
一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取付状態 |
動力伝達装置 |
● |
● |
クラッチ・ペダルの遊び、切れたときの床板とのすき間 |
● |
● |
トランスミッション、トランスファのオイル漏れ、量 |
● |
● |
プロペラ・シャフト、ドライブ・シャフトの連結部の緩み |
● |
● |
ドライブ・シャフトのユニバーサル・ジョイント部のダスト・ブーツの亀裂、損傷 |
× |
● |
デファレンシャルのオイル漏れ、量 |
走行装置 |
● |
● |
タイヤの状態 |
● |
● |
ホイールのボルト、ナットの緩み |
× |
● |
フロント・ホイール・ベアリングのがた |
× |
● |
リア・ホイール・ベアリングのがた |
サスペンション |
× |
● |
サスペンションの取付部、連結部の緩み、がた、損傷 |
● |
● |
ショック・アブソーバの損傷、オイルの漏れ |
電気装置 |
● |
● |
スパーク・プラグの状態 |
● |
● |
点火時期 |
● |
● |
ディストリビュータのキャップの状態 |
● |
● |
バッテリーのターミナル部の緩み、腐食 |
× |
● |
電気配線の接続部の緩み、損傷 |
その他 |
● |
● |
エキゾースト・パイプ、マフラの取付けの緩み、損傷、腐食 |
● |
● |
マフラの機能 |
× |
● |
フレーム、ボディの緩み、損傷 |
|
|
|
|
|
|
車検時に検査される「保安基準」は以下の通りで、外観やブレーキ・ライトなどの安全防止面、排気ガスなどの公害対策面くらいの検査しかしません。
車検に通ったということは、この保安基準に適合していると認められ、次回車検時まで公道を走行してもよいということですが、クルマの安全性を保証しているものではありません。
●保安基準
外観検査 |
同一性の確認 |
車台番号など車検証の記載内容の確認 |
外観検査、車室内 |
エンジンの始動性/ホイールナット締付/エンジンルーム内の検査/灯火類の点灯確認、 損傷/冷却装置の水漏れ/Vベルトのゆるみ/ワイパー拭き取り状態/駐車ブレーキの引きしろ |
ブレーキなどの検査 |
サイドスリップ検査 |
車輪の横滑り量の測定(直進性の検査) |
ブレーキ検査 |
前輪、後輪、駐車ブレーキの制動力の測定、片ぎきの検査 |
スピードメーター検査 |
実際の車速とメーター表示とのずれの測定 |
ヘッドライト・排気ガスの検査 |
ヘッドライト検査 |
ライトの光度、および光軸の測定 |
排気ガス検査 |
排気ガス中の一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)の濃度測定 |
下回り検査 |
車両下部の検査 |
以下の装置等の損傷や緩み検査(ロッド、アーム、ブレーキ、ホース、パイプ類、排出ガス浄化装置、マフラー等) |
総合判定 |
総合判定 |
書類審査と総合判定 |
|
11.車検証備考欄への記載内容
定期点検整備の促進を図るため、平成26年2月17日から、「継続検査時の点検整備実施状況等の情報を自動車検査証の備考欄に記載」が始まっています。
「自動車検査証の備考欄へ点検整備実施状況等の記載を開始」及び「点検等の勧告の発動要件見直し」について」
内容は以下の通り。
|
点検整備の確実な実施は、自動車の安全確保・環境保全を図る上で、検査制度と並んで最も重要かつ基本的なものであり、道路運送車両法において、定期点検整備の実施が自動車ユーザーに義務付けられています。
この定期点検整備の実施時期は、車検(継続検査)前又は車検後に行うかは、自動車ユーザーの選択に委ねられているところですが、車検後に行うとしたユーザーの中には、点検整備を実施していない方も存在すると認識しております。
定期点検整備の実施を促進するため、今般、継続検査時の点検整備実施状況等の情報を自動車検査証の備考欄に記載を開始することにより、その情報を確実に自動車ユーザーにお伝えします。
また、街頭検査等の機会をとらえて当該情報を活用するとともに、点検等の勧告の発動要件を見直し、点検整備の指導により一層努めてまいります。 |
|
点検整備記録簿がなくても(事前準備する書類に添付しなくても)、何も聞かれることなく受検することができます。
●備考欄への記載内容
・受検種別
・検査時の点検整備実施状況
・受検形態
|
受検種別 |
受検形態 |
検査時の点検整備実施状況 |
備考 |
指定整備車 |
指定整備工場 |
点検整備記録簿記載あり |
指定整備工場を通じた車検が行なわれた |
指定整備車(限定保安基準適合証の提出) |
− |
− |
車検時に保安基準不適合であった部分が、指定整備工場で整備を行ない、車検に合格している状態 |
持込検査車 |
認証整備工場 |
点検整備記録簿記載あり |
認証整備工場で点検整備が行なわれており、その後車検が行なわれた |
点検整備記録簿記載なし |
認証整備工場を通じて車検が行なわれている。点検整備が未実施の場合は確実な実施をお願いします |
使用者 |
点検整備記録簿記載あり |
点検整備が行なわれています(=前整備、後車検) |
点検整備記録簿記載なし |
車検が行なわれた時点で、点検整備の実施が確認できていない。点検整備の確実な実施をお願いします(=前車検、後整備) |
その他(代行など) |
点検整備記録簿記載あり |
点検整備が行なわれています |
点検整備記録簿記載なし |
車検が行なわれた時点で、点検整備の実施が確認できていない。点検整備の確実な実施をお願いします |
|
|
|
車検証右下にこんな内容が印字されます。 |
|
|
尚、新車検証(電子車検証)に変更された以降は、ICタグに「受検種別、検査時の点検整備実施状況、受検形態」が記録されています。
12.新車検証(電子車検証)と車検ステッカー
2023年1月4日以降、車検証がデジタル化されました。また、 2023(令和5)年7月以降、車検ステッカーを貼る位置も変更されています。
(1)新車検証(電子車検証)
2023年1月4日以降、車検証が電子化されました。電子車検証では、変更登録等による記載事項の変更を伴わない基礎的情報(車両番号・車台番号・型式など)のみの記載となりました。その他の車検証情報(所有者や住所、有効期間などの個人情報)はICタグに格納されます。
電子車検証について(国土交通省)
ICタグに格納された情報は、「車検証閲覧アプリ」をダウンロードし、汎用のICカードリーダやNFC対応のスマートフォンで読み込み可能です。
アプリインストール後に車検証表面にあるセキュリティコードを入力し裏面のICタグを読み取ります。
このアプリでは、車検証情報の確認のほか、車検証情報ファイルの出力(PDF等)や車検証情報以外の情報(リコール情報等)の確認等も可能になるとのこと。
車検証閲覧アプリについて(国土交通省)
サイズは、A4→A6に小さくなった。(ハガキの長辺を3cmほど大きくした感じ。。)
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QRコード:
車両番号、車台番号、型式などの情報がテキストデータとして保持されている。
裏面右のQRコードから「車検証閲覧アプリ」をダウンロードすれば、ICタグから所有者や住所、有効期間などの情報が読み取れる。
ICタグに格納されている内容:
・自動車検査証の有効期間
・所有者の氏名・住所
・使用者の住所
・使用の本拠の位置
・帳票タイプ
・受検種別
・検査時の点検整備実施状況
・受検形態
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(2)自動車検査証記録事項
旧来の車検証に記載されていた情報は、(1)の車検証とは別にA4一枚のコピー用紙にプリントされている。
(これは「車検証」ではなく、単なる控えである) |
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(1)の車検証と同様、右下にQRコードが印刷されていて、
車両番号、車台番号、型式などの情報がテキストデータとして保持されている。 |
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国土交通省:
※電子車検証及び車検証閲覧アプリが普及するまでのしばらくの間は、電子車検証発行時や更新時にICタグの内容も含めたすべての車検証情報が記載された「自動車検査証記録事項」を発行します。
「自動車検査証記録事項」は、車検証のように車両運行時に自動車に備え付ける義務はありませんが、 電子車検証のICタグに記録され、券面で確認できない事項を容易に確認できるよう、電子車検証の交付時に補助的にお渡ししているものです。
ICタグに記録された情報はスマホ等で「車検証閲覧アプリ」を使って確認することができますが、スマホの操作に不慣れな方などは、電子車検証の券面で確認できない事項を容易に確認できる書面となるため、電子車検証と共に自動車に搭載しておくことをおすすめしています。 |
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2023(令和5)年7月以降、車検ステッカーを貼る位置が変更されました。
従来の「前方から見やすい位置」(通常はルームミラーの裏側)から、「前方かつ運転者席から見やすい位置」(運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置)に変更されました。ということは、運転者席から見てフロントガラス右上隅に貼ることになります。
(例外:ただし、上記位置で運転者の視野を妨げる場合は、運転者の視野を妨げない前方かつ運転者席から見やすい位置)
運転者が車検満了日を確認しやすくすることで、車検切れのリスクを減らすのが目的のようです。
13.国土交通省からのアンケート葉書
ユーザー車検を受けた5ヵ月後に国土交通省からハガキが送付されてきました。
内容としては、
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自動車の定期点検整備のご案内について
このハガキは、自動車の適切な保守管理により、安全で快適に自動車を使用していただくために定期点検整備の励行を目的として送付して(中略)
あなたがご使用の下記の自動車が、国が行う自動車の検査(車検)を受けられた際、定期点検整備が実施されていなかったか又は確実に実施されていることが確認出来なかったために、定期点検整備を実施していただくようご案内いたします。
自動車の使用者は、自動車には走行に伴い摩耗、劣化する部品や走行しなくても時間の経過とともに劣化する部品等が多く使用されていることから、定期的に自動車を点検し、必要に応じて整備を行わなければならないことが道路運送車両法により義務付けられています。(定期点検整備制度)
また、自動車の検査は、受検の際に自動車が安全・環境面について国の定める基準に適合しているかどうかを確認するものであり、次回の検査までの安全性等を保証するものではありません。
このため、自動車の使用者は、定期的に点検整備を行い、自動車が国の定める基準に適合するように保守管理を行うことが必要になりますので、定期点検整備の実施をよろしくお願いします。 |
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要するに「定期点検整備をされたか確認できなかったけれど、まだだったらやってちょうだいネ」という内容で、アンケートに答えるものです。
車付属の点検簿に従って自分で出来る部分を行なった場合は、「自分自身で実施した」にチェックを入れ、整備工場などで点検整備をした場合は、「整備工場」や「その他」にチェックを入れて返送します。尚、24ヶ月点検をしなくても罰則はありません。 が、安全の為にも最低限12ヶ月点検はやっておきましょう。
14.ハイブリッド車やアイドリングストップ、トラクションコントロール付きの車両について
これらの機能を持つ車では、排気ガス検査やブレーキ検査、スピード検査で影響が出る可能性があるので注意が必要です。
● アイドリングストップ機構付きの車では、排気ガス検査中にエンジンが停止してしまうと検査に影響します。
● トラクションコントロール(TSC)とは発進・加速時に駆動輪の空転を抑える装置のことで、スピード検査で影響が出る可能性があります。
・ 一般的な略称:TCS(Traction Control System )
・ トヨタ自動車・ダイハツ工業では、TRC(TRaction Control)、三菱自動車では、TCL(Traction
ControL)という異なるを略称使用。
受検上の禁止事項・指示事項・注意事項 抜粋
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●受検に際して必要な指示事項 |
【12】検査機器の表示器による表示又は検査担当者からの指示により、原動機の始動及び停止(ハイブリッド自動車、アイドリングストップ機構付自動車にあっては整備モードへの移行等によるアイドリング状態の維持を含む。)を行うこと。
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【22】ハイブリッド自動車、アイドリングストップ機構付自動車の排気ガス検査の際には、整備モードへの移行等によりアイドリング状態を維持すること。
【23】トラクションコントロール装置、横滑り防止装置、坂道発進補助装置等については、コースに進入する前に当該装置の作動状態を確認するとともに、必要に応じその機能を解除すること。 |
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●各検査コース共通の受検時の注意事項 |
1.受検車両の操作方法(特にトラクションコントロール装置、衝突被害軽減ブレーキ、コーナーセンサー、横滑り防止装置、坂道発進補助装置及び灯火器類)については、取扱説明書等により十分に理解しておくようにしてください。
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5.トラクションコントロール装置を備えている車両は、当該装置の作動を解除して受検してください。 |
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車検時には、以下の点に留意してください。
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(1)ハイブリッド車の車検の場合、排気ガス検査時にエンジンがかかった状態(アイドリング状態)を維持するために
「整備モード」や「メンテナンスモード」にセットしなければならない。但し、マイルドハイブリッド車はこの限りではない。
参考)ハイブリッド車の整備モード(メンテナンスモード)移行手順
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●整備モードとは?
ハイブリッド車はメインバッテリーの充電状態が良好の時は、停車中にエンジンは始動しません。エンジンが始動しても一定の充電量を超えると自動停止してしまいます。エンジンまわりの整備や車検の検査時など、エンジンを常時かけておく必要がある時のために、ハイブリッド車には「整備モード」というエンジンを常時運転にする機能が存在します。
●整備モードに移行すると…
整備モードに移行するとエンジンは常時運転となり、車種によってはディスプレイに「Maintenance mode」などと表示されたり、警告灯の点灯や点滅で確認できます。
エンジンまわりの整備や、車検時の排気音・排ガス検査など常時運転にしなければならないときに整備モードを使用します。
また、ABS・VSC(横滑り制御)・TRC(タイヤ空転抑制)といった機能がOFFになります。車検時にスピードメーターテスターなどの試験を受ける際は、TRCをOFFにする必要があるため、ご紹介するコマンド操作で素早く行えるとスマートです。
ホンダ車の整備モード(メンテナンスモード)では、VSA(ABS / TCS / EBC)はOFFになりませんのでご注意ください。 |
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(2)アイドリングストップ機構付の車でも同様にアイドリング状態を維持するために、アイドリングスイッチをOFFにしておく。
(3)トラクションコントロール(発進・加速時に駆動輪の空転を抑える)装置(TSC)を備えている車両は、スピード検査で影響が出る可能性があるので、TSCスイッチをOFFにして当該装置の作動を解除しておく。
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よくわからない場合は、ディーラーで確認しましょう。
15.リンク
周辺地図>地図上の@〜Bをクリックすると当該サイトへジャンプします。
<拡大>
◎ 陸運局(北海道運輸局 札幌運輸支局) (上記地図の1番) 札幌市東区北28条東1丁目1番1号
・ ユーザー車検の問い合わせ番号 (TEL) 050−5540−2001
※音声ガイダンスが流れ始めてから「02181」 とプッシュすると、オペレーターにつながります。
ユーザー車検の流れ(札幌運輸支局) : ユーザー車検の予約から必要書類、受付け、検査、新検査証発行まで簡単な説明があります。
ユーザー車検受検案内(北海道運輸局) : ユーザー車検の予約から必要書類、受付け、検査、新検査証発行まで簡単な説明があります。
尚、当陸運支局の管轄区域は以下の通りです。
札幌市、小樽市、夕張市、岩見沢市、美唄市、芦別市、江別市、赤平市、三笠市、千歳市、砂川市、滝川市、歌志内市、恵庭市、
北広島市、石狩市、石狩支庁管内、後志支庁管内、空知支庁管内のうち空知郡、夕張郡及び樺戸郡
◎ 北海道陸運協会 (上記地図の2番) 札幌市東区北30条東1丁目1番54号 (TEL) 011−721−3326
希望ナンバーの申し込み受付け、自賠責手続き、リサイクルの預託などができるそうです。
◎ 札幌予備車検場 (上記地図の3番) 札幌市東区北33条東1丁目5番1号 (TEL) 011−752−5517
・第2回目のユーザー車検時にライト調整をしてもらったところです。(2,100円)
・陸運局前の東1丁目通りを数百メートル北上して札幌トヨペットの向かいにあります。
・陸運支局での本車検前に不安がある方は、ここで以下の予備的検査を受けられます。
・陸運局の検査機器と同等のものが揃えてあります。
・車検前に事前検査することで、車検合格の確率が上がります。
・例えばライトの光軸チェックが不合格になった場合、ここで調整とチェックができます。
こちらは、軽自動車の車検場である「軽自動車検査協会」(北区新川)近くの予備車検場と同じ会社が運営しているようで、サイトが同一です。
以前はサイト内に個別料金が表示されていたのですが、2024年2月現在の予備検査場サイトでは、
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軽自動車 |
乗用車
(1t以下) |
乗用車
(1t〜1.5t) |
。。。。 |
自賠責保険(24か月) |
19,730 |
20,010 |
20,010 |
: |
重量税 |
6,600 |
16,400 |
24,600 |
: |
印紙代 |
1,800 |
2,100 |
2,100 |
: |
予備検査料 |
4,400 |
4,400 |
4,400 |
: |
合計 |
32,530 |
42,910 |
51,110 |
: |
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という表示のみ。
その後、軽自動車のユーザー車検時に電話で確認した内容は以下の通りです。(2024年7月現在)
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測定項目 |
基本料金(※1) |
(1) ライト測定、調整 |
1,760 |
(2) サイドスリップ測定 |
880 |
サイドスリップ調整 |
3,000 |
(3) ブレーキ測定 |
880 |
(4) スピードメーター測定 |
880 |
(5) 排ガス(CO2、HC)測定 |
880 |
(1)〜(5)セット料金 (※2) |
4,400 |
ライト測定+サイドスリップ測定セット (※3) |
2,200 |
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(全て税込価格) |
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(※1)基本料金とは: 各測定項目を個別に検査を受ける場合の料金(本車検の前に受けるのが条件になっている)
(※2)セット料金とは: 上記5つの測定項目をまとめて検査を受ける場合の料金(本車検の前に受けるのが条件になっている)
(※3)(1)ライト測定と(2)サイドスリップ測定のセット(測定のみ)
上記料金は、車検場での本車検の前に受けるのが条件となっている。
但し、「本車検後に」不合格だった項目のみについて個別の検査を受けることも可能であるが、その場合の料金は若干高くなるそうな。
例えば、(1) ライト測定、調整について、本車検後では2,200円になるとか。。項目の組み合わせによっても変わるとか。。
当日、窓口で確認してください。
◎ カーコンビニ倶楽部 (株)北大モータース 札幌市北区北18条西5丁目1ー36 (TEL) 011−726ー1526
車検整備・一般整備・板金・塗装修理など。(クチコミ含む)
運輸支局からの経路(2.1Km、約6分)
◎ オートバックス 光星店 札幌市東区北14条東7丁目1番地18 (TEL) 011−743−5588
・ご存知、カー用品店です。(環状通り沿いにあります)
・営業時間: 10:00〜19:00(平日/土/日・祭日全て)
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